11月末でナンバ君が退社する事になりました。
昨日の夜に『明日の夜お話しがあります』とナンバ君からLINEがありました。
こう言われたら言われるであろう内容は、退社したいという話しかないですよね。
いつかはこの日が来るとわかっていたし、ナンバ君が国家試験に合格したらこういう事態になるんじゃないかとは考えてはいたんです。
だから国家試験落ちないかなーって半分は本気で思っていました。笑
本当はナンバ君が学校を卒業するタイミングまでに従業員を増やさないといけないって考えていて、今年の4月から求人をする予定だったんです。
でもコロナ禍のなかで保守的な気持ちが強くなり過ぎて、求人にお金を使う事が怖くなってしまい、最近まで求人にお金を使うことをダラダラと先延ばしにしていたんです。
だから、このタイミングで僕が1人になってしまうのは僕自身のせいなんです。
ナンバ君には僕がバイクで事故をした時にお店を守ってもらったり、お客様に喜んでもらえる新しいアイデアをたくさんくれたり、ナンバ君の魅力でcinqに通ってくださるお客様をたくさん増やしてもらいました。
感謝してもしきれないし、独立して初めて雇ったスタッフがナンバ君で本当に良かったと思っています。
だから、できる限りナンバ君の希望を後押ししてあげたいんです。
ナンバ君が12月から働くサロンは誰もが知っている有名サロンから独立した、有名な美容師さんがオープンしたお店です。
退社したい旨を伝えられた時に、cinqよりも大きいステージで挑戦したいって言われて僕は嬉しく思ってしまいました。
これは僕の器が小さいがゆえにおきたことだし『もっと上手くなりたい!』『もっと高いステージで挑戦したい!』って思ってくれたのは本当に喜ばしい事なんです。
自分の育て方は間違ってなかったんじゃないかって。
僕はナンバ君の親になったつもりで接していたし、技術よりも人間性を大きく育ててあげたいって考えていたんです。
でも僕以上にcinqに通ってくださっているお客様が、ナンバ君を大きく育ててくれたって思っています。
ナンバ君が美容師をする喜びや、やりがいを教えてくださって本当にありがとうございました。
何年後かに僕やお客様は『あの有名美容師さんにシャンプーしてもらっていた』とか『あの有名な美容師さんは私達が育てた』って自慢できるようになります!
楽しみに待ちましょう!!
そして残された伊藤ですが、できる限り早くスタッフを増やしたいと思っていますし、お客様にご迷惑をかけないようにしたいと思っています。
12月は例年ご予約が多くなると思います。
僕はなるべくお休みを減らして、予約ができる枠を確保しようと思います。
ですが、できる限り11月に来店してくださると嬉しいです。
お客様にはご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありません。
今は面接を控えている方もいるし、派遣さんを入れる事も考えています。
できる限りのことはします。
ナンバ君のこと、伊藤のことも応援してください!
よろしくお願いします。
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金町の美容室 Cinq サンク
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